ロストイントランスレーション

ロスト・イン・トランスレーション [DVD]と、テレビでやってたサウンドオブミュージックをみた。ロストイントランスレーションは、サブタイトルが大きすぎて違和感があったので消してみたら英語がよくわからなかった。もう一回サブタイトルつきでみたらすごくよかった。美しい映画だった。車や新幹線からみる風景が印象的だった。タルコフスキーソラリスで、車から見える風景がなぜか日本なのを思い出した。ソラリスの場合は「未来」ってことだったんだろうか。外国の人からみると日本はああいう感じにみえるんだろうか。だとしたらうれしい。この映画をみたら日本に行ってみたくなるんじゃないか。日本語も全然変じゃなかった。なのに日本語の台詞へのサブタイトルはないのである。贅沢な話。DVDにはMatthew Minamiのテレビ番組がそのまま収録されていた。ちゃんと番組になってるの。メイキングもおもしろかった。あと音楽もよかった。ソフィアコッポラ、本人がlost in translation状態だったと思う。成功する保障なんてどこにもなかったはず。若いのにえらい。
サウンドオブミュージックは4時間もやってたけど、ぜんぜん長く感じなかった。僕にとっては初めてみた洋画だし何か刷り込まれてるのかも。ミュージカルでヘンだと思わないのはあれだけかもしれない。