KONDOMANIACSという非公式サイトに掲載されている近藤等則のインタビュー、すばらしいの一言。こんなかっこいい男はそういない。18才の頃、浪人しているときに市立図書館で何気なく手に取った週刊朝日に彼の連載が載っていて、以来影響を受け続けている。オレはもうすぐ36才になる。この年になると通俗的な価値観から自由になるのはなかなか難しいのだが、この人の発言を読むと解毒され、力がわいてくる気がする。その昔彼が03という雑誌のインタビューで、スピリチュアル・デモーニッシュ・ナンセンスという3つをスローガンのように言っていたのを思い出す。デモーニッシュというのはよくわからないが、KONDOMANIACSのインタビューで、人生というのは嵐の後に川に木切れが浮かんで泥水でグチャグチャになってるような感じのものだって言ってた。その通りだと思う。人生はナンセンス、でもスピリチュアル。彼の主催した世界聖なる音楽祭のことを思い出した。マスコミではあまり取り上げられなかったかもしれないけどこれ最高の音楽祭だった。真にスピリチュアルなイベントだった。あれに家族4人で行けたのは幸せだった。うちの下の子なんかまだ2歳くらいだったけどビルラズウエルのベースとかディジュリドゥの音で踊っていた。教育上ホントにいいイベントだった。宮島また行きたいなー。

一月前くらいからなんとなく仕事のことがわかってきたというようなことを書いてはまた弱気になるというのを繰り返しているのだが、なんとなく、やはり現在の仕事に少し慣れてきた気がする。自分がいいと思うようにやればいいのである。今までは、自分にとって初めての分野ということもあり、周りのやり方を気にしすぎていた。でも、別に周りの人もそんなに自信をもってやってるわけじゃあないのである。今回の学会でお話しすることのできたFさんにいわせれば、この業界のほとんどの仕事はゴミみたいなものらしい。自分にはそんなことはとても言えないが、確かにどうしようもない仕事もあるぞ。昨日ボスと話して元気出てきたし、これからやるべき仕事もできた。ちょっとアイディアも浮かんだ。

あと関係ないが、城島のマリナーズ入りもすばらしい。古田ヤクルトといい、来年から野球は日米ともにものすごく面白くなると思った。この時代、悪いことばかりじゃないよ。

オレもがんばります。