昼過ぎにサンディエゴに着いた。快晴。温暖。
なんて素晴らしい土地だろう。ホームレスがたくさん。それも無理はない。

ホテルはとてもいい場所にあったが、部屋はせまく、窓から光もささない。これはひどいなーと思っていたら、フロントから電話。部屋どうですか-? ちょっとうるさいといったら別の部屋にしてくれた。やったと思ってフロントでカードキーをもらい、部屋を移動したら、前と同じ。まあいいかと思って横になってたらまた電話。部屋どうですか−? また変えてもらったら、今度はまあまあ。そんなに変わらないけど。エレベータはドアが手動だし、冷蔵庫はないし、キッチンなんかもないし、浴槽はないし、当然トイレはウォシュレットなしだし、前泊まったホテルの方が良かったな。日本で当たり前のことがアメリカではぜんぜん当たり前じゃないということに改めて気づかされる。この時期、一泊二万くらいするんだけどな。まあこういう大雑把なところがいいし、それでも人はここにやってくるわけで。

経由地のポートランドもなんか、空港見ただけだけど、きれいそうな所だった。

アメリカ人はよくしゃべる。ほんとうに、言語の量が豊富。この違いは何なのだろう。別にたいしたこと言ってるわけじゃないんだけど、なんていうんだろう。言いながら考えてるのかな。その方がいいなと思う。

英語はなかなか口から出てこない。

西海岸は近いのでそれほど大変じゃないと思ってた。確かに飛行機に乗ってる時間は短かったけど、着いたらまた新しい一日が始まるのがとてもつらい。飛行機であまり眠れなかったので、部屋でまず熟睡。その後3年前に行ったタイ料理屋で夕食を食べ、部屋に帰って来た。

概して、時間のたつのがとても速い。結局、家からサンディエゴまで、20時間以上かかったんだけど、別に長くは感じなかった。

日曜日にBlonde redheadが来るらしい。このバンド長くやっているんだな。ザッパの息子のポスターが貼ってあった。

テレビでは、police woman of Dallas という婦人警官の実録ものをやってる。ちまちました事件ばかりだけど、おもしろい。出てくるのは人間のクズみたいな人ばかり。過酷な国だ、ここは。



Adam hurstという人のGypsy Cello の生演奏をポートランドの空港の中で聞いた。すごいいい音だった。しかし、なぜ朝の9時からあんなところで演奏を??

まだ来たばかりだけど、この国はほんとうに刺激に満ち満ちている。