プレゼン

4人の披験者でも余裕で有意差の出た課題を引っさげボスにプレゼンテーションに行った。コメントは、面白いけど我々の興味にcriticalではない、これが次どこにつながるのかが不明だとのこと。確かに。反省点としては、とにかく僕は気がつくと、パブリケーションオリエンテッドな人間になってしまっている。ちょっと面白い論文がでればそれでいいじゃないかという姿勢が身についてしまっている。今まで症例研究を続けてきて、とにかくそこにあるものを記述するのが仕事だったから、基礎研究の進め方をよくわかっていないというのもある。今の職場にいると、とにかくリソースがたくさんあるので、ちょっとした思いつきでも論文は出ると思う。ただ、それは科学の本筋ではなく、それでは社会的な責任も果たせない、ということだろうな。僕の将来のためにもよくないだろう。自分の仕事をまとめて話すとき、どうするのか。そういうことも考えなくてはならないんだろう。ただ論文を出すだけだって大変だけど、それだけではダメらしい。縦糸となるような一貫性がないとこれから先にいくほど厳しくなると思う。この世界にはこうしたみえないルールがたくさんあるのだろうな。いい勉強になった。おみやげに新たなサジェスチョンをもらったので今度はそれをやろう。