昨日の続き。岡本太郎のこの本には大学のときに近所の本屋で出会い、以来愛読している。力をくださいなんていわなくても読むだけで力をもらえる本である。まあ僕は今、まったく違う世界から脳科学の世界に入り込もうとして苦しんでいるわけだが、こんなもの、30才でパリ帰りの岡本さんが徴兵されて中国で十八、九の若者と軍隊生活を送ったという想像を絶するような経験に比べたら、なんてことはない。勉強勉強。