車のエンジンがかからなくなったと奥さんから電話があった。エンジンをかけようと思ってもイグニションが動かないという。数ヶ月前にあったのとまったく同じ状況である。そのときはTowingを呼んで工場まで運び、問題のあるところをそっくり換えてもらったのに…。今フォードの社債がジャンクになっているということだが(どういうことだかよくはわからないが)、まあこういう細かい故障で信用をなくすということの積み重ねでそうなってしまったのではないだろうか。うちの車はフォードフォーカス。2003年で37,000マイルなのに、トヨタ車とかからは考えられない8,300ドルという値段だった(日本の感覚からするとこれでもずいぶん高いと思うが)。車の面構えからみても、アメリカ車なんてまったく魅力ない。特殊用途じゃなければ、値段以外にアメリカ車を選ぶ理由なんかないんじゃないだろうか。今日のワシントンタイムズポストにはUS Airwaysの企業年金の破綻のことが載っていた。こないだラジオでは、組合が労働者の権利ばかり主張するからこうなってしまったんだ。日本を見習え、といってた。日本にいると、アメリカのいい面が多く伝わって来がちである。確かにいいところはとんでもなくいいのだが、どっかにそのしわ寄せが来ているのである。最近日本に行ったPさんLさんもいかに日本がすばらしいかということを繰り返し言ってたな。アメリカ帰りの日本人からもそういう声はよく聞く。理想の国なんてどこにもないということか。