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車は直った。ハンドルの位置の関係で、イグニションがロックされたというだけのことで、何の修理も必要ないとのことだった。それならなんで即日で直らないんだ。
引き取りにフォードのサービスセンターに行くと、すごい勢いで文句を言っている女性客がいた。なんとも醜かった。
職場では、明日の実験の方法をめぐってひと悶着。月曜のミーティングで決まった方針を共同研究者に伝えると、それを発展させるすばらしい提案が帰ってきた。それを上司二人にメールで伝えると、一人はOK,もう一人には猛烈に反対される。お返事は5時過ぎてから…。早速その人と話をすると、ミーティングでの話とまったく違うことを提案してくる。結局もう一人の上司はその人に賛成し、また方針変更。そうこうしているうちにもう車を取りに行く時間。車取って来てから共同研究者に説明しに行ったが、もう帰ってしまっていた。明日どうすりゃいいんだ。オレの立場ないじゃないか。なんか腹が痛くなってきた。やりたいようにやりたいが、一人では何もできない。半人前はつらいよ。研修医のころを思い出したよ。
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/16
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