またも久々の更新。今サンディエゴにいる。明日からの学会のために昨日家族と一緒に西海岸に来て、昨日はアナハイムに一泊。今日はディズニーランドに行ってからサンディエゴにきた。ここまでで一番の感動は機内でみた映画「ヘアスプレー」。音楽とダンスと出てくるキャラクターのあまりのよさに、何度も涙出そうになった。ジョンウォーターズ監督作品だと思い込んでいたのだが、違った。ちょうど20年前にピンクフラミンゴとかみた。いまはDivineのことと後味の悪さしか思い出せない。あれと同じ監督のわけがない。でもジョンウォーターズの映画のリメイクなんですね。ボルチモアへの愛が感じられるところもよかった。主人公とその母は何となくDivineを彷彿とさせた。その後機内では空港で買ったWIREDのマンガ特集を読み、全然退屈しなかった。コミケで売られてる同人誌と表メディアの出版物との併存がアメリカのソフト業界のビジネスモデルとなるかもしれないとの視点は考えてもみないものだった。日本て面白い国なんだなと思う。最近佐藤可士和という人がインタビューで、純粋培養されてほかから影響を受けていないものに興味があるなんてことを言ってて面白いと思った。日本人は、国際化はいいことだとずっと信じ込まされてきたわけだが、閉じこもっちゃううのも悪くないと僕も思う。二番目の感動は、レンタカーで借りたプリウス。ほんとうに電気で動くんですね。静かでびっくり。電源ボタンを入れてから車を走らせるというのがとても新しい感じがした。ディズニーランドはあまりよくなかった。ファンシーなキャラクター、作り笑い、すべてはビジネス、なんですよね。東京ディズニーランドとの違いもよくわからなかった。ディズニーのキャラクターなんてもうあまり見たくないのに、潜水艦で水中に潜ってまでニモとかみせられるのはちょっと苦痛ですらあった。あまり混んでなかったのが救い。移動後、サンディエゴのBucaというイタリア料理屋で食べたスパゲティーとピザはとてもおいしかった。その後WIREDで紹介されていたこの本

Proust Was a Neuroscientist

Proust Was a Neuroscientist

を買い、ホテルに帰った。ホテルは豪華。サンディエゴは好き。