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この日記(やはり「ブログ」より「日記」のほうがなじむ)にコメントをつけてくれた人がいた。どうもありがとうございます。 Googleで「つきさっぷ亭」を検索すると、なんとこの日記がヒット。すごい。まったくインターネットは想像を絶する世界だ。まぎれもなく、これは世の中に公開されているのである。もっとも、つきさっぷ亭で検索する人なんかいないと思うけど。 

つきさっぷ亭は幼少時に1−2回行った焼肉屋の名前。たぶんそのとき焼肉は初めてで、この世にこんなおいしいものがあるのかと思った。極私的な焼肉屋ベスト3はといわれれば、このつきさっぷ亭と仙台のとんとん亭、あとは保土ヶ谷のソウルかな。韓国で食べたカルビもおいしかったけど、あれはまた別物。

韓国といえばディープコリア(定本 ディープ・コリア―韓国旅行記)。また根本敬アメリカに来てから、電気菩薩、ディープコリア、因果鉄道の旅を読み返した。どれがいちばん好きかといわれると、ディープコリアかもしれない。この本に出会ったのは僕なりの韓国体験をした後のことで、もう全編、共感の嵐。ケンチャナヨ精神、イイ顔、おせっかい、自主制作精神、韓国を旅しているとそういうものが向こうからやってくる。素人にはなかなか言葉にしにくい、そうしたくだらなくて貴重なエピソードの数々があの本にはところ狭しとちりばめられている。

向こうからやってくるというところが重要だと思う。因果とかホシに任せること。大竹伸朗も、考えてしまうともうダメだというようなことを書いていた。僕もそういう風に仕事がしたいものだ。