サンクスギビングの週末。木曜日は奥さんの知り合いのフィリピン人の家を訪問。昨日はドイツ人5人をうちに呼んだ。楽しかった。ドイツ人は何となく好きだ。今日はジミヘンドリックスの伝記読了。最初から最後まで見事にドロドロの大変な人生。その後フランソワトリュフォー野性の少年というDVDをみた。町山ブログによるとスピルバーグにも大きな影響を与えた映画だということだが、あまりおもしろくなかった。19世紀初頭のフランスはAveyronの林で獣のように生きていた少年をItardという医者が人間に近づけるべく訓練したという実話にもとづく映画。映画は訓練の途中で突然終わってしまう。訓練の結果どういう変化があったのか、何が変わらなかったのかをもっと知りたかった。でも別に記録映画じゃないからそんなことはどうでもいいのか。自由に生きてた少年に過酷な訓練を課す医者の罪悪感みたいなものが主題なのか、それとも少年の気持ちが描きたいのか、よくわからなかった。irori-koさんの日記でガロの編集をしていた白取さんという人が白血病で闘病中であることを知る。昔青林堂のクーデター騒ぎのときにこの人の日記をよく読んでた。昔も今も好感の持てる日記だった。奥さんも大変そうだ。
あ、日付が変わり、今日が36歳最後の日だ。明日はジミヘンドリックスの誕生日でもある。ついに37歳。

いま視野の端っこを何かが横切った。鼠だった。窓しばらく開けとくから、出てってくれないかなー。