もう大晦日だ。今年は去年にも増して多くのトラブルに見舞われた。最近職場の事故で顔にケガ、メガネが二度壊れ、歯の詰め物がとれ、自動車が壊れ、測定に使う機械がいくつか壊れたり、不良品だったり。一月ほど前、バックアップ用のポータブルハードディスクが壊れ、そして今日オフィスのメインPCのハードディスクが壊れた。復旧可能かどうかはまだわからないが、あれが全部消えたら軽い脳梗塞になったようなもんだな。データは別のPCにあるのでほとんど影響はないのが不幸中の幸いだった。あと、うちの奥さんが4日ほど前に自損事故にあった。これも、本人にケガがなかったのが不幸中の幸い。近所の人が火事にあったりなど、保険とかバックアップについての姿勢を改めさせられるような出来事がこのごろ続いた。とりあえず一つ一つのトラブルは、幸い致命的ではなかったので、今後の教訓として生かす方向で考えたいが、しかし疲れた。

いいこともあった。データがやっと出始めたこと。すぐに他の人に先を越され、機械の問題もあり進歩は亀の歩みのごとく遅いが、去年よりは前進した。あと、職場の人間関係がだいぶよくなってきたのも非常に大きい。DCの居心地のいい店なんかもわかってきた。パットマルティーノの演奏を聞くこともできたし、一昨日は梅津さんの演奏も聴けた。Netflixに入ったのも今年だった。いい映画もいくつかみた。ニューヨークとかモントリオールにも行ったっけ。

来年はどんな年になるのかわからないが、上に書いたような「守り」のことを考えざるを得ない一年になるだろう。あと、そろそろ帰国のことを具体的に考えようと思っている。
アメリカに来て2年半でずいぶんと歳をとった気がする。