ニューヨークに行ってきた。アメリカ滞在最後の旅行になりそう。加藤英樹がStoneに出るということでその日にあわせて2泊3日で家族四人で叔母さんの家にお世話になった。 James Feiと加藤英樹の演奏は'analog electronics'のみで、ようするにただの電気のノイズ。オレには全く理解できず、かなり不快だった。拍手しなかった。お客さん20人くらいは来てたけど、みんなあの演奏を楽しめたのだろうか。オレはベースが聴きたかったな。それから叔母さんの家に行き、いとこと叔母さんと遅くまでしゃべり、次の日はグッゲンハイムに行った。Cai Guo-Qiangという中国人のexhibition.最初よくわからなかったけど、ビデオをみてるうちにどういうアートなのかということがわかった。紙の上に火薬を撒き、火をつけて爆発させ、その焦げみたいなものをたくさん展示してた。これは別にどうとも思わなかったが、世界各地で行った花火の仕事のビデオがすごくよかった。芸術は爆発だを地でいく人なのである。グッゲンハイムのスパイラルから吊るされた車もビデオを見た後なんとなく意味がわかった。そのあとフランス風のカフェに行き、奥さんとMOMAにいったがもう終わってて、アパートに帰った後ハーレムのPatsy'sというイタリア料理屋にいった。イカやズッキーニのフライがおいしかった。今日は久しぶりにエンパイヤステートビルに行った。ものすごく空いていてラッキーと思ったが、展望台に出て納得。ものすごく寒かった。帰って晩ご飯をごちそうになってから5時間くらい運転してさっき帰ってきた。前も書いたけど、ニューヨークに対するフェティシズムはかなり消えた。今回も叔母さんがいなかったら行かなかったと思う。当たり前ですが、会いたい人があっての街なのですね。